個性的でパワフルなサウンドが魅力のStingRay(スティングレイ)。アクティブベースの代表とも言えるStingRayの具体的な特徴やベースとしての評価、中古販売相場や買取実績について紹介します。
この記事のポイント
StingRay(スティングレイ)の開発社!ミュージックマンとは?
ミュージックマン社は、フェンダーの創設者、レオ・フェンダーがフェンダーを退社したあと、トム・ウォーカーやフォレスト・ホワイトらとともにアメリカで立ちあげた会社です。 レオ・フェンダーといえば、プレベ、ジャズベといったベースの基礎を作り上げた人物。
その彼が満を持してミュージックマン社から発売したStingRayは、70年代当時としては大変画期的な製品でした。 それまでエレキベースの音作りの幅は狭く、特にステージ上ではすぐに対応するのが難しいものでした。StingRayには、手元で多彩な音作りを可能にするアクティブサーキットを搭載したため、さまざまなサウンドを楽しむことができます。
ミュージックマンにはスターリンやボンゴなど、いくつかのラインナップがありますが、これらはStingRayを基にして展開した製品と考えられています。
StingRay(スティングレイ)のベースの特徴や評価
StingRayは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのティム・コマーフォード、フガジのジョー・ラリー、クイーンのジョン・ディーコンなど、才能溢れる有名ベーシストたちから愛されている製品です。 見た目の特徴として分かりやすいところでは、プレベのようなシンメトリーなデザインであること。ボディ材は基本的にアッシュを使用しています。この木材は音抜けが非常に良いため、ドンシャリサウンドでも外郭がはっきりとした音になると言えるでしょう。
メイプルネックとローズウッド指板はフェンダーでも使用されていた定番セット。ネック幅もプレベ同様に広いタイプが多いですが、機種によってはジャズベのように細いネックのものもあります。 その他の特徴としては、ピックアップのサイズがかなり大きいこと。搭載しているのはハムバッカーピックアップ。
また、これに9V電池駆動のアクティブサーキットが加わっていることでブースト時にはゴリゴリと押し出すような強いサウンドを作ることができます。 なお、レッチリのベーシスト、フリーが世界に与えた影響が大きいため、スラップならStingRayといったイメージがついているのではないでしょうか。
理想のサウンドに近づけるためには音作りや技術が必要不可欠ですが、憧れのアーティストと同じメーカーの機器を使いたいと思うベースマンも多いでしょう。
StingRayは、幅広いサウンドメイクが可能ですが特にハードサウンドとの相性が良いです。輪郭がしっかりとした低音が特徴的ですが、硬すぎる訳ではなくさまざまな表情を見せてくれる優秀な機器です。
StingRay(スティングレイ)の中古販売相場とは
StingRayの中古販売価格の相場は約79,500円。StingRayは初心者に向いているリーズナブルな製品から中級者向けの製品もありますが、メーカーとしての信頼も厚いため、基本的に値が付きやすいです。製品によっては中古販売価格が高くなりやすいと言えます。
ただし、StingRayのEXモデルの中古販売価格は他機種よりも値が安くなり、相場は50,000円ほど。買取価格もその分下がります。高価買取の傾向があるのは、Classic StingRay やStingRay5といったモデルが挙げられます。
機種や購入時期、製品の状態によって価格は変動するため、期待以上の買取価格になるケースも。まずは査定に出してみることをおすすめします。
StingRay(スティングレイ)の買取実績
楽器の買取屋さんでは、StingRayのベースの買取実績があります。査定の際は、買取の豊富な経験と深い知識を持った専門鑑定士がしっかりと査定を行うため、楽器本来の価値を損なうことなく適切な金額で買取いたします。
StingRay SR-4 BFR REDの買取実績
楽器の買取屋さんでは、StingRay SR-4 BFR REDを100,000円で買取しました。卵のような形のピックアップガード、特大のポールピースが特徴のハムバッキングピックアップ、3:1でついているペグは正にStingRayのそのもの。迫力のあるサウンドが人気の製品です。
MusicMan/ミュージックマン エレキベース StingRay SR-4 BFR RED
StingRay Ritter製ソフトケース付属
楽器の買取屋さんでは、Ritter製ソフトケース付属のStingRayのベースを60,300円で買取しました。塗装の剥がれや傷がある場合でも楽器本来の価値が高い場合、ある程度高値で買取できるケースもあります。こちらの製品は動作チェックをしたところ、問題なく音出しができたことやソフトケースの付属などを加味した査定となっています。
MusicMan/ミュージックマン エレキベース StingRay Ritter製ソフトケース付属
買取金額がアップする可能性があるため、付属品は本体と一緒に査定に出しましょう。
StingRay Piezo 1H ハードケース付属
楽器の買取屋さんでは、StingRay Piezo 1H ハードケース付属を、60,300円で買取しました。ピックアップは、マグネットピックアップとピエゾピックアップを搭載しているため、箱モノのような音の鳴りの良さがあります。また、ハードケースも一緒に買取しています。
MusicMan/ミュージックマン エレキベース StingRay Piezo 1H ハードケース付属
StingRay EX Naturalの買取実績
楽器の買取屋さんでは、StingRay EX Naturalを買取しました。StingRay EX Naturalは、USAパーツはそのままに日本で作られたモデル。StingRayの特徴である出力の高さを保ちつつ、ウォーミングなサウンドが魅力です。
STINGRAY EX Natural
StingRay の買取実績
楽器の買取屋さんは、StingRayのベースを49,500円で買取しました。 購入から長い年月を経ているものや使用感のあるものは価格が安くなる傾向がありますが、音出しに問題がない製品は金額が高くなりやすいです。
楽器の買取屋さんでは長い間使用しなかった機器や破損しているものでもきちんと査定を行います。
MusicMan/ミュージックマン エレキベース StingRay
StingRayの他機種やMusicmanのベースで高価買取が期待できるモデルを知りたい方は こちらの買取相場表をご覧ください。
MUSICMAN(ミュージックマン)のベースの買取相場!高価買取が期待できるMUSICMANのベース
StingRay(スティングレイ)の高価買取のコツ
StingRayは、品質の良い製品が多く、ブランドとしても人気です。そんなStingRayのベースは比較的高い金額で買取されていますが、より高価買取を狙う場合は、査定前にベースのこんな点を確認するようにしましょう。
ベース本体に汚れがないか
多少の汚れはそこまで大きな影響を与えませんが、長年使用していない場合はホコリや汚れが溜まりやすいもの。査定前に乾いたクロスを使ってベースを拭くことで見た目の印象を良くしておくと良いでしょう。
金属部分にくすみがないか
金属部分はどうしてもくすみやすいもの。特にフレットやペグは指が触れる機会が多いため、査定前にはくすんでいないかチェックしましょう。
もし、くすみがあった場合は研磨剤を使用して金属部分を磨きましょう。その際、強い力で擦りすぎないように注意。金属部分に傷がつかないように気をつけながらメンテナンスしましょう。
付属品の有無
StingRayのベースは、付属品のパーツがついている場合があります。査定時にはパーツも併せて持っていくことで買取額がアップする可能性も。保証書やケースがあればそれらもぜひ一緒に沿えてください。
また、査定前にはこちらの記事も参考になるでしょう。
ベースの買取相場表と人気ブランドの特徴や代表モデルまとめ
楽器の買取屋さんはStingRay(スティングレイ)を高価買取!
楽器の買取屋さんではStingRayのベースを高価買取いたします!
StingRayのベースは、中古市場でも人気です。もし使用しなくなったStingRayのベースがあれば、自宅で眠らせたままにせず、買取査定に出すことをおすすめします。
傷や塗装の剥がれなどが気になる場合でも問題ありません。プロの鑑定士によって、大切なベースを丁寧に鑑定いたします。
また、楽器の買取屋さんでは、買取の際に該当機種の相場価格や製品の状態などを丁寧に説明しているため、不明な点があれば気軽におたずねください。
査定依頼はこちらのページから。簡単2ステップですぐに査定ができます。