G&Lは、エレキギター・エレキベースの生みの親であり、fenderの創始者であるレオ・フェンダーと、氏と交流が深かったジョージ・フラートンによって設立されました。
社名であるG&Lは、2人の名前の頭文字から取ってつけたもの。2人の偉人によって作られたG&Lのベースの魅力や買取価格を紹介します。
この記事のポイント
G&Lの買取価格表
G&L L-2000 | 54,000円 |
G&L L-2000 ハードケース付属 | 30,500円 |
G&L L-2000 USA 1993-96年製 | 28,000円 |
G&L L-1500 ハードケース付属 | 49,500円 |
G&L LB-100 EGM 35th Anniversary Collection | 40,000円 |
G&L L-2500(5弦ベース) | 33,000円 |
高価買取されるG&Lのベースの傾向
フェンダーの創立者とフェンダーで楽器制作を手掛けた職人によって立ち上がったG&L。実は、G&Lを創設する前は、musicman社を創設。G&Lは、レオ・フェンダー氏が残した最後のプロダクツとなります。
長年蓄積した深い知識と高い技術力を持って作られてG&Lのベースは、生涯技術者であったレオ・フェンダーの情熱が注ぎ込まれた製品と言えるでしょう。
G&Lのベースの代名詞であるL-2000は、同社のモデルの中でも高価買取されています。L-2000における最大の特徴はコントロール系とピックアップの馬力の強さ。つまみは、ボリューム、トレブルカット、ベースカットの3つがあり、シンプルで使い勝手の良い構成となっています。
通常のベースの場合、パッシブモードでは出力が弱くなってしまいがち。しかし、L-2000の場合はトレブルとベースを使って調整できることや、高い出力を誇るピックアップを搭載しているため、パッシブ時でも豊かなサウンドメイクを可能にしています。
これに加えて、L-2000にはサウンドセレクターとプリアンプセレクターが3つずつ設置されています。これらのスイッチを調整することで非常に多彩な音色を出すことが可能です。
G&Lのベースは出力が強いため、ハイパワーなプレイを好むベーシストから人気が高いです。
G&L L-2000 の買取価格
楽器の買取屋さんはG&L L-2000 を54,000円で買取しました。
G&L L-2000の特徴でもあり最大の魅力は、コントロールを使って狙ったサウンドづくりができる点と、パワフルさです。
ただ、下記の買取事例では、査定時にピックアップの出力がかなり弱くなっているという非常に難しい状態でした。しかし、ハードケースや付属品も併せて買取を行いこの金額でのお取引となりました。
楽器の買取屋さんには修理のプロがいるため、多少難ありの製品でも買取を行っている実績があります。
G&L USA エレキベース L-2000 BASS
G&L L-2000ハードケース付属の買取価格
楽器の買取屋さんはG&L L-2000ハードケース付属を35,000円で買取しました。
こちらも、G&LのメインモデルであるJ-2000。汚れやくすみなど経年劣化が強く見受けられたお品物。さらにコントロール系にもトラブルがありましたが、ハードケースも含める形で高価買取となりました。
G&L USA エレキベース L-2000 ハードケース付属
G&L L-2000 USA 1993-96年製の買取価格
楽器の買取屋さんはG&L L-2000 USA 1993-96年製を28,000円で買取しました。
L-2000は、日本製とUSA製がありますが、G&Lファンのベーシストの場合、G&L 本来のサウンドが出せるUSA製を好む傾向があります。
ちなみに、日本製もUSA製と同じパーツを使用していますが、USA製の方が材質のグレードが高いです。
G&L エレキ ベース L-2000 USA 1993-96年製
G&L L-1500 ハードケース付属の買取価格
楽器の買取屋さんはG&L L-1500 ハードケース付属を49,500円で買取しました。
G&L L-1500のスペックはL-2000とほぼ同じですが、異なる点はL-2000は2機のピックアップにたしてL-1500のピックアップは1機のみとなります。
実際の買取事例では、部品の欠損や塗装欠けや傷、汚れやサビのある状態で、動作確認時もノイズが発生するお品物でしたがハードケースと一緒に高価買取を行いました。
G&L エレキベース L-1500 ハードケース付属
G&L LB-100 EGM 35th Anniversary Collectionの買取価格
楽器の買取屋さんはG&L LB-100 EGM 35th Anniversary Collectionを40,000円で買取しました。 LB-100は、プレベスタイルのベース。そのサウンドは中音域の音抜けが非常によく、ほど良い乾きも感じられます。本機は、そんなLB-100が誕生してから35周年を記念して制作されたモデル。
アルダーボディとローズウッド指板、ネックはメイプルといったエレキベース黎明期である60年代のスタイルです。トラディショナルなサウンドが特徴的で、G&Lの個性を存分に発揮していると言えるでしょう。
レオ・フェンダーの生涯をかけて貫いたクラフトマン精神が詰め込まれた本機は、ロック系だけでなく、幅広いジャンルのベーシストに合った製品です。
G&L USA ベース LB-100 EGM 35th Anniversary Collection
G&L G&L L-2500(5弦ベース)の買取価格
楽器の買取屋さんはG&L G&L L-2500(5弦ベース)を33,000円で買取しました。 本機の特徴はユーザビリティの高さにあります。厚みのあるネックはしっかりしたグリップ感を得られ、5弦ベースの特徴でもある狭い弦間のため手の小さな方でもストレスなく複数弦を押さえることが可能です。
弦、フレットともに全て均等のため、弦を押す力が弱くてもビビりにくく、ミュートしやすいといった良さがあります。さらに、軽量化されているため力に自信のない方や長時間の演奏にかかる負担を減らすことができます。
ただし、ストリングガイドが一般的なベースの位置とは異なり、3、4弦に設置されているため、チューニング時に弦がストリングガイドにかかり巻き込んでしまう可能性も。そのままチューニングをしてしまうと弦が切れてしまったりストリングガイドやペグまで傷めてしまうので要注意です。
楽器の買取屋さんをはじめ、一部の業者ではジャンク品の買取も可能ですが、状態が良い方が買取価格が高くなります。このため、チューニング時は弦を巻き込まないように注意しましょう。
G&L エレキベース/5弦ベース L-2500
G&Lのベースを高額査定するコツ
G&Lは、レオ・フェンダー氏が手掛けたメーカーであり、中古市場での人気も高いです。そんなG&Lのベースはある工夫をすることで高額査定になることがあります。それは一体どんな工夫なのでしょうか。
小まめなケアは大切
まずはベースを定期的にクリーニングすることです。おすすめなのはベースの演奏後は毎回弦を拭くこと。弦は指が常に触れるとことなので、汗や汚れがつきやすいです。そのまま放置していると弦のサビに繋がるため、クロスを使って弦を磨いてケアしましょう。
もし余裕があれば弦クリーナーを使って弦を拭くとさらに劣化を防ぐことができます。また、定期的にボディ、指板、フレットもクリーニングしましょう。ボディはクロスでサっと乾拭きしたあとに、ポリッシュを使って拭くと汚れが綺麗に落ちます。
指板のクリーニングの場合は塗装の有無によってお手入れ方法が異なるので注意です。塗装がされているメイプル指板の場合はポリッシュや乾拭きでOK。塗装がされていないローズウッド、エボニー指板では、オレンジオイルかレモンオイル、もしくはワックスを使用して指板の保湿も兼ねたケアをします。
ワックスの中には冬など、室内の温度が下がってしまうと固まる製品もあります。もし固まった場合は室温を高くすると緩みます。
小まめにケアすると汚れが溜まることがないので、1回にかかるお手入れも楽に。毎回のお手入れが難しい場合は、せめて定期的にベースの状態を確認してお手入れをしてください。
ピンチを救う!査定前のお手入れ
もしお手入れをせずに放置したままのベースがある場合、溜まった汚れはなかなか落ちにくいもの。しかし、査定に出すときはベースの状態をなるべく良くしたいものです。
特に、フレットの縁は手あかやホコリといった汚れがこびりついているもの。このような頑固な汚れを落とすのにおすすめの道具は爪楊枝です。縁に沿って細かく削るように使うことで溜まった汚れを落とすことができます。
爪楊枝をおすすめする理由は細かいケアがしやすいだけでなく、金属製のものと違って指板を傷つける可能性が低いからです。
また、フレットの縁をケアする際は先に弦を外しておくとやりやすいです。ただし、査定時は音出しを行いベースのコンディションを確認するため、弦を張った状態に戻しましょう。
こちらの記事でもベースの高価買取を狙える工夫を紹介しています。
ベースの買取相場表と人気ブランドの特徴や代表モデルまとめ
楽器の買取屋さんはG&Lのベースを高額買取
楽器の買取屋さんではG&Lのベースを高価買取いたします
大切な楽器を手放す際は、少しでも高い金額で買取したいものです。楽器の買取屋さんには数多くのベース買取の実績やG&Lのベースの高価買取を行っているため、安心してご依頼ください
査定だけでも可能なのでまずはこちらをチェックしてみてはいかがでしょうか?