DWは、正式な社名をドラム・ワークショップといいます。カリフォルニアのドラムメーカーで、スネアやペダルなどが特に有名。ここでは、DWの買取相場や高価買取されやすいアイテムなどをご紹介します。
この記事のポイント
DWドラムの買取相場
DW5000AD4やDW5002TD、DW9000などのペダルは中古でのニーズも高く高価買取が期待できます。また、DW-ST7 1455 SDやDW-CON 1465などのスネアも高値になりやすい傾向にあります。
DW ドラムセット Performance Series
DW ドラムセット ALL MAPLE SHELL USA製
高価買取が期待できるドラムセットやスネアドラムを紹介
DWのペダルやスネアドラムを高値で売却したいのなら、まずはどの機種が高く売れるのかを知っておきましょう。
高価買取が期待できるDW上位グレードのドラムやスネア
音圧が求められる音楽ジャンルにピッタリのDW-ST7 1455 SDやカーボンファイバーシェルを採用したDW-FB 1455などは中古市場で高値で取引される傾向にあります。
高価買取のDW:DW-ST7 1455 SD
スチールシェルを採用した14×5.5インチのスネアです。倍音の少ないストレートなサウンドが魅力的なモデル。
ストレイナーバットはワンタッチで3段階の調整が可能で、ライブ中にもスピーディにサウンドを変化させられます。そのため、ライブを中心に活動するドラマーからの支持が高く高価買取が期待できます。
レッドホットチリペッパーズのチャドスミス氏や、ザ・ブラックホーンの松田晋二氏など著名なアーティストが愛用しているのも人気の理由。ファンやリスペクトするドラマーを中心に買取需要があります。
高価買取のDW:DW-FB 1455
一般的なドラムのシェルには木材や金属素材が用いられますが、こちらのモデルにはカーボンファイバーが採用されています。
カーボンファイバー独特の繊維模様が美しいモデルで、それも高値で取引されやすい理由です。また、レスポンスがよく繊細な音から太いサウンドまで幅広くサウンドメイクしやすいのも高額査定に結び付きやすい理由と考えられます。
チューニングレンジも広く、初心者でもチューニングしやすいモデルです。そのため、チューニングが苦手な方や初心者からの買取需要が高く、中古市場で高値で取引されることも珍しくありません。
高価買取のDW:DW-CON 1465
こちらも珍しいマテリアルをシェルに採用した一台。なんとこのモデル、コンクリートをシェルの素材として採用しています。
硬いマテリアルなので音がまっすぐ前に飛んでいくような、鋭いショットが可能。見た目や素材、サウンドも個性的なので買取需要は十分期待できます。ハイピッチにしても耳に痛くないサウンドなので、初心者にも扱いやすいモデルです。
高価買取のDW:DW9000
DWからリリースされているキックペダルです。フローティングローターの採用によりスプリングテンションの負担が少なく、軽い踏み心地で演奏できるのが大きな特徴。
レスポンスもよいため、プレイヤーの動きをダイレクトに伝えられます。スピーディで連続したキックが必要になるような音楽ジャンルで大活躍できるモデル。
こちらはシングルペダルですが、ツインペダルも販売されています。ツインペダルバージョンも同じく人気があるので、中古市場でも高値で取引されています。
高価買取のDW:DW MDD
DWが初めてリリースしたダイレクトドライブのキックペダルです。チェーンやベルトのような踏んだときのロスが少なく、力をダイレクトに伝えられるのが大きな特徴。
スプリングのテンションやビーターの角度、フットボードの高さなども無段階調整が可能で、自分好みにカスタマイズできます。そのため、初心者はもちろん上級者からも支持されており高価買取が期待できます。
フットボードの素材にはアルミを採用。しかも、ボードに無数の小さな穴をあけており、極限まで軽量化してあります。見た目も個性的なペダルなので、それも人気の理由だと考えられます。
DWドラムの買取価格の傾向
数ある海外のドラムメーカーの中でもDWは人気があるため、高値が付きやすい傾向にあります。また、DWの前身メーカー時代のドラムも高額買取が期待できます。
DWは海外ドラムメーカーでも特に人気があるので高値が付きやすい
人気の海外ドラムメーカーであり、日本国内はもちろん海外の著名なドラマーでもDWのギアを愛用する方は大勢います。
テリー・ボジオやニール・パート、パット・マステロットといったビッグネームもDWのドラムを愛用していました。そのため、彼らのファンやリスペクトするアーティスト、ドラマーからの買取需要が高く高額査定にもなりやすいのです。
DW5000をはじめとしたドラムペダルも高額で買取が可能
DW5000も人気のあるキックペダルです。DW9000は軽い踏み心地が特徴ですが、プレイヤーによっては軽すぎると感じることも。そのようなドラマーだと、9000よりも5000のほうを愛用する傾向にあります。
5000シリーズでは、真円カム採用のターボと偏心カムのアクセラレーターの2種類を用意。どちらも特徴があり、目指すプレイやサウンドによって選べる魅力があります。
また、DW5000シリーズは赤と黒を組み合わせたデザインも支持されています。見た目がかっこいいからと5000シリーズを選ぶ方も少なくありません。そうした理由から、いまだに中古市場では高値がつきやすいのです。
DWの前身メーカーCamco時代のドラムはプレミア価格で取引されている
CamcoはDWの前身であり、DWがCamcoを買収することで一大ドラムメーカーに成長しました。
Camcoのドラムはヴィンテージやプレミア価値もあるため、マニアやコレクターのあいだで高値で取引されることも珍しくありません。Camco DP120やそのリイシューモデルなども高額査定が期待できます。
DWのドラムも楽器の買取屋さんは高額買取
DWのドラムはアメリカ発ですが日本国内での知名度も高いです。そのため、高額での取引が期待できます。楽器の買取屋さんはどこよりも高い査定額を目指しますのでぜひご相談ください。