ギブソンは世界でもっとも有名なギターのひとつである、レスポールを販売する人気楽器メーカーです。ギターだけではなく、ベースも発売しています。

今回はそんなギブソンの買取価格相場について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

Gibson（ギブソン）で高値での買取価格査定が期待できるエレキギター

世界で多くのミュージシャンが愛用しており、代表格とも言えるギブソンのエレキギター。レスポールやSGなど代表的なモデルから、限定生産されたモデルまでさまざまなモデルが存在しています。

まずは、ギブソンで高価買取の期待ができるエレキギターを紹介していきます。

参考：ギターの買取価格の相場・査定表

Gibson（ギブソン）レスポール

レスポールスタンダードの買取価格

レスポール カスタムの買取価格

レスポール ジュニアの買取価格

レスポールスペシャルの買取価格

ギブソンのレスポールは世界を代表するエレキギターのひとつで、多くのギタリストが愛用する定番アイテムです。他メーカーでも似たデザインのギターが販売されていますが、あくまでも「レスポールタイプ」であって「レスポール」と名乗れるのはギブソンだけです。

多くのモデルが販売されているギブソン・レスポールですが、大きく分けると3つに分けることができます。標準機のレスポール・スタンダード、高級機のレスポール・カスタム、廉価版のレスポール・ジュニア/スペシャルです。3タイプの違いはあくまでも開発コンセプトの違いであって、買取価格を決める基準ではありません。

レスポールを使うミュージシャンは数知れませんが、代表的なギタリストでいえばジミー・ペイジやスラッシュでしょうか。日本でもB'zの松本孝弘を象徴するギターとして知られています。

シグネチャー・モデルやレアなヴィンテージ・モデルが多数存在するギブソンのエレキギターは、高価買取の期待ができます。もし、あなたの持っているエレキギターがレアモデルでなかったとしても、買取価格査定に出す価値は十分にあるでしょう。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）レスポールの買取価格！高額査定が期待できるレスポールのモデル

Gibson（ギブソン）SG

ギブソンのSGは、レスポールの後継機種として1961年に発売されたエレキギターです。ジャキジャキのサウンドが特徴的で、ボディが軽く、とくにロックミュージシャンに愛用されています。

AC/DCのアンガス・ヤングやThe Doorsのロビー・クリーガーもSGを愛用しており、ハードなロックサウンドを奏でていました。ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミはシグネチャーモデルも発売しており、世界中のギタリストに人気を誇っていることがわかります。

人気のSGはいくつかのラインナップを販売しています。SGスタンダードやSGスペシャル、SGスペシャル・フェイデドなどのモデルを発売し、どのモデルも中古市場で人気です。Zoot Suit SGなどの珍しいカラーもあり、幅広いモデルを発売しています。

ヴィンテージ・モデルや限定生産モデルも存在し、中には驚くような価格で取引されるアイテムもあります。ピンキリではあるものの、使っていないSGがあるのであれば買取価格査定に出してみる価値はあるでしょう。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）SGの買取価格！高額査定が期待できるギブソンSGのモデル

Gibson（ギブソン）フライングV

ギブソンのフライングVは、世界の変形ギターの中でも先駆け的存在です。ひょうたん型や丸型にこだわることなくかなり攻めたデザインは、ロックの象徴的ギターとして認識されています。ステージ上で目立つことは間違いなく、印象に残るエレキギターです。

1957年に開発が始まったフライングVは、98本しか生産されずに廃盤となっています。今でこそ使う人も多いですが、あまりにも先鋭的過ぎたデザインは当時人気が出ることはありませんでした。しかし、1967年に再販されたフライングVはジミ・ヘンドリックスやキース・リチャーズなどが使用したことで認知度が上がり、今も人気となっています。

フライングVは1958年モデルか1967年モデルが有名ですが、比較的新しいFlying V 2016も販売されており、こちらも中古市場で人気です。ヴィンテージ・モデルはもちろんですが、最近のモデルであったとしても高価買取が期待できます。

【相場・査定例】Gibson （ギブソン）・フライングVの買取価格！高額査定が期待できるギブソン・フライングVのモデル

Gibson（ギブソン）ファイヤーバード

ギブソンのファイヤーバードは、個性的な見た目の特徴を持つエレキギターです。「ファイヤーバード＝火の鳥」の名にふさわしく、流線型のボディラインが個性を際立たせています。レスポールなどに使われるハムバッカーではなく見にハムバッカーを採用しているので、サウンドがシャープなのも特徴的です。

1963年に発売された古い歴史を持つモデルですが、Gibson Firebird 2015やFirebird V 2016などの比較的新しいモデルも発売されています。古いモデルはもちろんですが、新しいモデルでも中古市場で人気を誇っており、高価買取の期待ができます。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）ファイヤーバードの買取価格！高額査定が期待できるファイヤーバードのモデル

Gibson（ギブソン）エクスプローラー

エクスプローラーはギブソンの中でも、フライングVとともに変形ギターとして知られるエレキギターです。一見バランスの悪いボディですが、ヘッドが落ちることなく演奏のしやすさを保っています。とくにメタルやハードロック系のミュージシャンに愛用されており、中古市場でも人気です。

1958年に販売開始したモデルですが人気が出ることはなく、一度は生産が終了しました。しかし、1975年に再生産が開始され、今では多くのミュージシャンが使うようになっています。2016年にはExplorer 2016が発売されるなど、古いモデルから新しいモデルまで需要のあるエレキギターです。

Gibson（ギブソン）モダーン

1958年に、今でも人気のフライングVやエクスプローラーとともに生産されたモダーン。オリジナルは世界にたったの18本、限定500本しか販売しなかったレアアイテムです。

2012年には復刻版としてGibson USA MODERNE XIが販売されましたが、こちらも限定生産となっています。とにかく個性的なデザインからも、コレクターに人気の高いエレキギターです。

Gibson（ギブソン）スピリット

ギブソンのスピリットは、ダブルカッタウェイが特徴的なエレキギターです。スピリットI、スピリットII、スピリットXPLの3種類がシリーズとして販売されていました。

1982年～1987年の間にのみ製造されたギターで、今では製造していません。市場でも見かけることのない珍しいギターなので、高価買取の期待ができます。

Gibson（ギブソン）リバース・フライングV

ギブソンのリバース・フライングVは、その名のとおりフライングVを逆さにした個性的なデザインが特徴です。軽めのボディで、ヴィンテージトーンのサウンドを鳴らします。

リバース・フライングVは2007年に限定販売されたモデルで、世界に400本しかないレアギターです。コレクターはもちろん、買取店も喉から手が出るほど欲しいアイテムでしょう。

Gibson（ギブソン）で高値での買取価格査定が期待できるアコースティックギター

エレキギターとともに世界中のミュージシャンに支持されている、ギブソンのアコースティックギター。さまざまなバリエーションを販売しており、それぞれ特徴が違います。

ここでは、ギブソンのアコースティックギターの買取価格について見ていきましょう。

Gibson（ギブソン）Jシリーズ

J-45

J-200

J-160E

ギブソンのJシリーズは「J＝ジャンボ」の意味で、大型化したアコースティックギターです。迫力のあるサウンドが持ち味で、ロック系ミュージシャンなど幅広いジャンルで活躍しています。

基本のJ-45 Standardやジョン・レノンが愛用したJohn Lennon J-160 E Peaceなどさまざまなモデルが販売していますが、どのモデルも人気があり、買取価格に期待ができます。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）・J45などのJシリーズの買取価格！高額査定が期待できるギブソン・Jシリーズのモデル

Gibson（ギブソン）SJシリーズ

ギブソンのSJシリーズは「SJ＝スーパージャンボ」の意味で、Jシリーズをさらに大型化したアコースティックギターです。大きいボディとは裏腹にオールマイティに使用できるサウンドに特徴があります。

SJシリーズはエルヴィス・プレスリーがたいへん気に入っており、主演映画にも登場しています。1937年にはSJ-200が映画俳優レイ・ウィットリー氏のために作られ、「キングオブ・フラットトップ」と呼ばれるほどの人気となりました。認知度も高く中古市場でも需要のあるモデルです。

SJ-200

Gibson（ギブソン）Lシリーズ

ギブソンのLシリーズは、小さいボデイが特徴のアコースティックギターです。1902年にアーチトップモデルとして生産されていた古い歴史を持ちます。

廃盤となっていた本機ですが、ロバート・ジョンソンがL-1 Blues Tributeを愛用していたことから人気が出たことから再生産される形となっています。

The Gibson/ギブソン アコースティックギター/アコギ L-1 1926-29年製

Gibson（ギブソン）ハミングバード

ギブソンのハミングバードは、ピックガードにハチドリが描かれた個性的なデザインのアコースティックギターです。独特のサウンドは「ハニートーン」と呼ばれ、多くのロックギタリストに愛用されています。

ハミングバードは1960年代から販売されていますが、現代においても中古市場で需要は消えていません。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）ハミングバードの買取価格！高額査定が期待できるハミングバードのモデル

Gibson（ギブソン）で高値での買取価格査定が期待できるベース

ギターのイメージが強いギブソンですが、エレキベースの販売もしています。ギターほど種類が多くないものの、愛用するミュージシャンも多く人気です。

ここではギブソンのエレキベーの買取価格についてみていきます。

Gibson（ギブソン）レスポール・ベース

ギターで不動の人気となっているレスポールも、エレキベースとして発売されています。あまり馴染みのないレスポール・ベースですが、その完成度から多くのベーシストに高い評価を得ているモデルです。

レスポール・スタンダードやレスポール・スペシャルなどのラインナップを揃え、どちらも高価買取が期待できます。ちなみにレスポール・ベースは1990年代に再販されており、初期型とデザインが違います。より手に入りにくい初期型のモデルであれば、コレクターや買取店は高い価格でも欲がるでしょう。

Gibson/ギブソン USA エレキベース Les Paul DC Bass 2006年製

Gibson（ギブソン）SGベース

ギブソンでSGといえばギターを想像する人がほとんどですが、エレキベースでも販売されています。ギターほど認知度は高くありませんが、軽いシェイプはそのままに、SGのエレキベースにしか出せない独特なサウンドが特徴です。

SGベースはクリームのジャック・ブルースが使用していたベースでもあります。日本ではBLANKEY JET CITYの照井利幸が使用していたことで知られており、中古市場でも人気のあるモデルです。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）のベースの買取価格！EBシリーズなど各機種の評判や中古人気も合わせて解説

Gibson（ギブソン）サンダーバード・ベース

ギブソンのギターといえばレスポールとSGですが、エレキベースではサンダーバード思い浮かべる人が多いです。個性的なデザインと低音の魅力から、多くのベーシストに支持されています。

モトリー・クルーのニッキー・シックスが使用していたことで知られており、シグネチャー・モデルも販売されています。いくつかあるラインナップは、どれも需要のあるモデルです。

【相場・査定例】Gibon（ギブソン）・サンダーバードの買取価格！高額買取のサンダーバードのモデル

Gibson（ギブソン）EBベース

ギブソンがはじめて世に出したエレキベースが、EBベースです。1960年代から1970年代にかけて作られたモデルですが、2010年代にはまったく違った形で登場しました。

古いモデルのものはあまり市場に出回っておらず、レア扱いされるため高価買取の期待ができます。

【相場・査定例】Gibson（ギブソン）のベースの買取価格！EBシリーズなど各機種の評判や中古人気も合わせて解説

Gibson（ギブソン）の年代別による買取価格査定の違い

歴史の古い楽器メーカーのギブソンは、現在でもさまざまな年代の楽器が市場に出回っています。ヴィンテージから新しいものまで買取がされていますが、年代によって価格査定に違いがあるのが特徴です。

ここでは、ギブソンの年代別による買取価格の違いを見ていきます。

Gibson（ギブソン）は高額買取を期待できるヴィンテージ・モデルが多数

ギブソンには高価買取の期待できるヴィンテージ・モデルがたくさんあります。ギブソンは100年以上の長い歴史を持つ会社であり、1950年代から多くの名器を排出してきたからです。数々の名機とともに、ギブソンは歴史を作ってきました。

ヴィンテージ・モデルのギターは楽器店に行くとガラスケースに展示されており、驚くような価格がついています。もし、あなたがギブソンのヴィンテージ・モデルを持っているのだとしたら手放すのはもったいないですが、一度買取価格査定に出してみる価値は十分にあるでしょう。

1950年代製のGibson（ギブソン）はとくに高価買取に期待

ギブソンのヴィンテージ・モデルの中でも、1950年代製のものは高価買取が期待できます。とくにレスポールスタンダードはゴールドトップと呼ばれるカラーを採用しており、今ではB'zの松本孝弘などが使うことでも有名ですが、ヴィンテージ・モデルはレアです。

1950年代製の中でも1957年製のモデルはとくに希少性が高く、ほとんど市場で出回っていません。もしあなたが持っているのだとしたら、買取店やコレクターたちは喉から手がでるほど欲しがります。手放すのは少しもったいないという人でも、買取査定に出してみれば気が変わるかも知れません。

古ければ買取価格が高いというわけではないGibson（ギブソン）

ヴィンテージ・モデルに高価買取の期待ができるギブソンですが、古いからいいというわけではありません。ギブソンの楽器はどれも質が高く、低価格で販売されていることはほとんどないからです。

もちろんピンキリはありますが、新しいものでも高価買取をしているモデルはたくさんあります。使っていないギブソンの楽器が自宅にあれば、ぜひ買取価格査定に出してみましょう。

Gibson（ギブソン）は楽器の買取屋さんが高価で買取査定

ギブソンの買取価格・相場査定を紹介しました。ギブソンはレスポールなどを発売する世界でも人気の楽器メーカーです。この記事の内容を見て、ぜひ買取価格査定の参考にしてください。

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