ギターメーカーとして有名なグレッチですが、実はアコースティックドラムもリリースしています。ここでは、グレッチドラムの買取相場や高値で買取されやすいモデルなどをご紹介します。
この記事のポイント
グレッチドラムの買取相場
135周年の記念モデルとなるG4160-A135や、伝統的なフラッグシップモデルBK-55148MSVなどは中古市場でも高値で取引されやすい傾向にあります。
高価買取が期待できるドラムセットやスネアドラムを紹介
グレッチのドラムセットやスネアドラムを高く売却したいのなら、事前の情報収集が大切。何が高く売れるのかを理解しておきましょう。
高価買取が期待できるグレッチ上位グレードのドラムやスネア
上位モデルの中でも、アニバーサリーモデルやフラッグシップモデル、独特のデザインが施されたレアなモデルは高値になりやすい傾向にあります。
高価買取のグレッチ:G4160-A135
グレッチの創業135周年を記念したモデルです。世界限定135台しか製作されず、日本国内にはわずか8台しか輸入されなかった非常に希少なモデル。
ドラム彫金で有名なエリック・ソーイ氏による美しいハンドエングレイヴィングが施されているのも高価買取されやすい理由です。中古市場に出回ることも少なく、喉から手が出るほど欲しがるドラマーも少なくありません。
高価買取のグレッチ:BK-55148MSV
ブロードキャスターの名を持つ伝統的なフラッグシップモデルです。北米産のメイプルやポプラを使用した3プライ構造のシェルを採用しているのも高値になりやすい理由。
ドラマーのことを考えた設計が特徴で、専用のチューニングホルダーも装備しています。3mm厚のメタルフープは多様なリムショットを可能としており、ロックドラマーからの支持も高く高価買取が期待できます。
高価買取のグレッチ:C-65146S WB1 AFRICA
14×6.5インチのモデルで、6プライメイプルシェルを採用しています。
さまざまな作品を生み続けている新進気鋭のアーティスト、マシュー・ジーンによるデザインが施された一品。アフリカの野生動物とトライバル模様を、焼き絵の技法を用いて描いています。見た目も美しいスネアドラムなので人気があり、高額査定につながりやすいのです。
高価買取のグレッチ:RN57-E825-MCB
個性的な塗装が特徴的なドラムセットです。1950年代のアメリカ車を彷彿とさせるデザインが印象的なモデル。
ソリッドでパンチのあるサウンドが可能なモデルとして、さまざまなドラマーから支持されています。それゆえ買取需要も高く、高値になることも珍しくありません。個性的なドラムセットを望む方からの需要もあります。
有名ドラマーが使用するグレッチのシグネチャーモデルのドラムは買取需要がある
ここでは、高価買取されやすいグレッチのシグネチャーモデルをピックアップしてご紹介します。
スティーヴ・フェローンモデル:GAS6514-SF
名ドラマーとして名高いスティーヴ・フェローンのシグネチャーモデル。ローからハイまでチューニングレンジが広く、多彩な音楽ジャンルに対応できるモデルです。
スティーヴ・フェローンの代名詞でもあるキャデラックグリーンラッカーフィニッシュを施しています。直筆のサインも入っているので、彼のファンを中心に高い買取需要が期待できます。
ヴィニー・カリウタモデル:GAS0514-VC
レジェンドともいわれるヴィニー・カリウタのシグネチャーモデルです。北米産のメイプルとガム・ウッドをマテリアルとし、6プライシェル構造にした堅牢なスネア。
4mm厚のダイキャストフープ、ライトニングスローオフのストレイナーを採用しているのも高値になりやすい理由です。日本にもファンの多いドラマーなので、買取需要の高いモデルです。
ヤガミ・トール (BUCK-TICK)モデル:S-4514B-TY
BUCK-TICKのドラマーとして現役で活躍しているドラマー、ヤガミ・トール氏のシグネチャーモデルです。
25台限定のモデルなので希少性が高く、中古市場で高値がつきやすい傾向にあります。ヤガミ・トール氏本人の直筆サイン入り認定書がついているのも高額査定になりやすい理由です。
グレッチドラムの買取価格の傾向
大手メーカーゆえにどのモデルも値下がりしにくい傾向にあるものの、2000年以降の台湾製モデルはやや値が下がることもあります。
大手海外メーカーであるグレッチのドラムは値が下がりにくい
グレッチは1883年に創業した老舗の楽器メーカーです。大手の海外メーカーであり人気モデルも多く、値下がりしにくいのです。
また、著名なアーティストが愛用していることも多く、これも高値になりやすい理由です。メル・テイラーや中村達也、崎山龍男などもグレッチドラムを愛用していたことが知られています。
2000年以降の台湾製のグレッチは若干価値が下がりやすい
2000年以降は台湾製のモデルが出回り始めましたが、USA製と比べて値が下がりやすい傾向にあります。
同じ仕様でもUSA製のほうが品質が高かったためです。ただ、これはモデルによって異なるようなので、2000年以降の台湾製モデルでも高額査定になるものもあります。
グレッチのドラムを買取する前に確認しておきたいこととは
シェルに傷やへこみがないかチェックしましょう。また、改造をしているとマイナス査定になりやすい傾向にあります。保証書やケースの有無も査定に影響することを覚えておきましょう。
グレッチドラムの中にはビンテージ価値の高いものがあり、そのようなモデルだと高値になりやすい傾向にあります。
ラウンドバッジと呼ばれる丸いタイプは60年代以前に採用されていたものなので、ビンテージ価値が期待できます。また、70年代にはストップサインバッジと呼ばれる八角形のバッジが採用されました。
グレッチのドラムも楽器の買取屋さんは高額買取
楽器の買取屋さんは楽器専門店のためグレッチのドラムの価値を十分に理解できています。もし、グレッチのドラムの査定依頼にお悩みでしたらぜひ楽器の買取屋さんへお問い合わせください。どこよりも高い買取価格を目指して査定いたします。