killerのベースの買取価格！中古販売相場や高く売るコツも紹介

2020/11/30 2020/12/1

killerのベースは、印象的な変形ボディやこだわりのあるデザイン、アーティストモデルのイメージが強いメーカーですが、その評価や中古販売相場、買取金額はどのようなものなのでしょうか？killerのベースの特徴や高く売るコツとあわせて紹介します。

この記事のポイント

killerとは

日本のエレキギター・エレキベースメーカーとして人気のkiller 。正式名称はキラーギターズ株式会社（Killer Guitar）です。創設は1987年で、日本のハードロック／ヘヴィメタルバンドLOUDNESS（ラウドネス）のギタリスト高崎晃のためのギターを作るためにできたブランド。高崎晃は、国内外問わず支持されるギタリストで、MR.BIGのポール・ギルバートをはじめとして一流プレイヤーも氏のファンが多いです。

killerを使用するミュージシャン

killerは、高崎晃だけでなく他ミュージシャンのためにも楽器を製作。愛用しているベーシストもいます。

TAIJI（沢田泰司）

killerのベースは、同じくラウドネス、初期XJapanのベーシストであるTAIJI（沢田泰司）がエンドース契約しています。TAIJIの奏でるCRIMINALシリーズをはじめとしたベースは、正にバンドサウンドの要。パンチのあるサウンドはもちろんのこと、ボーカルとの絡みや歌うようなベースラインも特徴的です。

バンドを支えるベースとしての役割だけでなく、スラップ奏法やライトハンドタッピングといったTAIJIのテクニカルなプレイを支えるkillerベースのモデルたちは、特にメタル、ハードロックファンからの支持が厚いですが、実はオールラウンダーでもあるといった点も魅力です。

Ni～ya

ナイトメア（NIGHTMARE）のベーシストNi～yaもkiller の愛用者。使用機種はフラットトップに美しいキルテッドメイプルを使用したKB-FERVENCYです。彼のシグネイチャーモデルであるKB-FERVENCY IIは、低音が魅力の機器。ピックアップにはセイモアダンカンSSB-4を搭載しストレートでクリアなサウンドが特徴的です。

ペグはGOTOH製で、チューニングがしやすい角度で設置されており、グリップも握りやすいUシェイプで、ナット幅は38mm。サウンド、デザイン、操作性すべてが優れた名機。氏のファンからの支持はもちろんのこと、さまざまなサウンドを実現できるため、万能な機器として多くのベースマンから信頼されています。

killerベース独特の技術

killerのベースには、キラーギターズならではの技術を搭載しています。その技術はどんなものなのでしょうか。

優れたサスティーンを実現する「ディープインサート」

ディープインサートは、ネックをボディへジョイントする際に、深くボルトで留めるkillerの技術です。これにより伸びやかで美しいサスティーンを味わうことができます。また、この技術によってネックとボディの結合の耐性もアップ。さらに、結合部が滑らかになることで演奏性も向上しています。

中音と高音のミックスを向上させる「ブレイスホール」

ボディ内部に溝を7本掘っている「ブレイスホール」。この構造によってボディの鳴りたいして振動特性が加わり、中音域と高音域が綺麗にミックス。心地良いサウンドを提供しています。

killerのベースの中古販売相場とは

killerのベースの中古販売は、25,000～51,000円が相場となります。使用ミュージシャンのファンからの人気はもちろんのこと、killerの技術を駆使して作られた製品の良さや使用しているパーツや木材の品質の良さ、さらに良質なサウンド、演奏性の高さなどがあり、ベースマンからの信頼を集めています。

killerのベースの買取価格

killerのベースは、中古販売相場が高いことからも多くのプレイヤーから人気を得ていることが分かります。では、その買取価格はいくらなのでしょうか。

KB-Impulss Black Rose 15 Reissue

楽器の買取屋さんでは、killer KB-Impulss Black Rose 15 Reissueそ60,000円で買取しました。本機は、2015年11月から1017年1月までの期間限定受注モデルです。スパークルが混じった黒いボディに赤い薔薇がワンポイントで入り、ノブも真っ赤に染まる薔薇のようなデザインが魅力。インパクトのある変形ベースでありながら、サスティーンに優れ、高い操作性があります。

希少性もあることから中古市場での人気も高いです。