メサブギーアンプと言えば、アメリカ生まれのハードロックの似合う無骨なアンプです。
知名度の高いメサブギーですが、買取に出して人気の高い機種や、高額買取されるモデルはあるのでしょうか?
そこで今回は、メサブギーアンプの高額買取されやすいモデルをまとめ、その理由を解説していきます。メサブギーアンプを売ろうか検討している人は、ぜひ読んでみてください。
この記事のポイント
メサブギーアンプの買取相場
まずは、メサブギーアンプの買取相場に関して解説していきます。
マーシャル、フェンダーに続く定番アンプ!中古人気も高い
メサブギーアンプは、どのスタジオに行っても置いてあるマーシャルやフェンダーに肩を並べるほどの有名アンプです。家庭用こそ多くは販売されていないものの、迫力のある歪みサウンドが堪能できて、ハードロックやヘヴィメタル系のギタリストからは重宝されています。
そのため、中古で傷があっても、問題なく高価買取が期待できます。
ヘッドアンプの人気が高い
メサブギーと言えば、ヘッドアンプをイメージする人も多いのではないでしょうか?
スピーカーとの組み合わせで、幅広い音作りが可能なヘッドアンプはプロだけでなく、アマチュアのプレイヤーからも人気です。
特にメサブギーは、ヘッドアンプの種類が豊富で製品ラインナップは幅広くなっています。そのため、ヘッドアンプの中古買取価格は高めです。
メサブギーアンプで高額買取しやすいモデルとその特徴
メサブギーアンプは傾向は近いものの、それぞれ特徴や仕様に細かい違いがあります。
そこで、メサブギーアンプの中でも高額買い取りになりやすいモデルと、その特徴について解説していきます。
ST22
ST22ことStudio 22は、80年代に販売された22wのチューブアンプです。自宅での使用はもちろん、小規模のライブにも十分対応できるボリュームです。
プレゼンス、トレブル、ミドル、ベースに加え、5つのグラフィックイコライザーを搭載しており、幅広い音作りが可能。
メサブギーと言えばハイゲインアンプですが、このアンプはクリーンが太くきらめくようなトーンが魅力。
古い機種になるので、ガリやノイズがあっても比較的高価で買取されます。
FILLMOREシリーズ
FILLMOREシリーズは、MARK Iのサウンドを蘇らせるべくして生まれたシリーズです。
大きさは3段階に分けられ、それぞれコンボアンプとヘッドアンプが製造されています。
シンプルな2チャンネル、6モード搭載で使いやすさは抜群。
アメリカのクラシックロック界で伝説となっているライブハウス、Fillmoreから名前を取って作られました。
ヴィンテージサウンドを求める人に人気の機種です。
Markシリーズ
メサブギーの初代モデルでもあるMarkシリーズは、現在Vがメインで販売されています。1979年にMarkⅡがリードとリズムの2チャンネルのアンプが登場し、1986年チャンネル数の増設や、よりハイゲインに改良されたMarkⅢ、1989年にはフットスイッチで切り替えが可能なMarkⅳが出ています。これらのアンプは非常に希少で、状態が良ければかなりの高額買取が期待できるでしょう。
現在販売されているMarkVは、3つのチャンネルそれぞれに3つのモードに切り替え可能となっており、最もゲインの高いチャンネル3ではMarkⅡやMarkⅳのモードが選択可能です。
メサブギーのハイゲインが期待できる代表モデルということもあり、かなり高額買取が見込めます。
Rectifierシリーズ
Rectifierシリーズは、1991年にハイゲインアンプとして登場しました。メサブギーのヘッドアンプの代表作でもあります。
重低音のパワーが抜群なことが特徴で、ヘヴィメタルサウンドで重宝されました。
Rectifierシリーズは多岐に渡り、代表的モデルとして非常に多くの種類が出ています。
コンパクトで取りまわしの効くMini Rectifierや、Mini Rectifierにリバーブを搭載したRecto-Verb 25。100wと50wを切り替えが可能で、多くのスタジオに導入されているDual Rectifier Solo Head。そしてそれをさらにパワーアップさせたのがTriple Rectifier。
Rectifierシリーズはどれもハイエンド級の性能と価格帯ですが、中でも最高の性能を誇ると称されているのがRoad King 2です。4チャンネル12モードの設定が可能で120、100、50wと出力も細かく切り替え可能です。
Markシリーズと並んでメサブギーの人気シリーズで、かなりの高額買取が期待できます。
Lone Starシリーズ
Lone Starシリーズは、メサブギーの初代アンプであるMarkⅠの雰囲気を彷彿とさせるトーンが特徴のハイクラスアンプです。
チャンネルの出力が選択できるMulti-Watt機能が特徴で、ヴィンテージ感のある真空管サウンドか、シリコンダイオード駆動のタイトのサウンドをフットスイッチで切り替えられます。
音の反応、セッティングの幅広さ、リバーブの品質どれをとっても高品質で、高額買取が可能なアンプです。
メサブギーアンプは楽器の買取屋さんが高価買取
メサブギーアンプは、元々高価なハイクラスアンプなだけあって、かなりの高額買取が期待できます。
生産が終了している物も、そうでないものも中古市場で人気です。傷・汚れがあっても、高価買取が期待できるモデルばかりなので、メサブギーアンプをお持ちの方は売却を検討してみてください。
楽器の買取屋さんでは、メサブギーアンプの高価買取も行っていますので、お問い合わせをいただけるようなら以下のページをご確認のうえお電話ください。