PRSからはさまざまなシグネチャーモデルがリリースされています。ここでは、代表的なシグネチャーモデルの買取相場や、高価買取が期待できるモデルなどについてまとめました。
この記事のポイント
PRS santanaなどのシグネチャーモデルの買取相場や査定例
わずか数年だけ生産されたPRS sanntana iや、25周年記念としてリリースされたPRS 25th Anniversary SANTANAなどは高額買取が期待できるモデルです。
以下の表は、シグネイチャーモデルの実際の買取事例となります。状態や付属品の有無などによっても異なりますが、買取金額の参考としてご覧ください。
また、当サイトでは詳細な買取事例も紹介しています。こちらも是非チェックしてみてください。
PRS Santana II(1998年製) | ¥250,000 |
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PRS 25th anniversary SANTANA angry larry | ¥50,000 |
PRS SE santanaモデルなどの買取相場はいくらくらい?
PRSというとcustom24やcustom22などが代表的ですが、それらよりも安価なSEシリーズが存在します。PRSからリリースされているシグネチャーモデルでも、廉価モデルであるSEシリーズ(student edition)から発売されているモデルがあります。
【相場・査定例】PRS・SEの買取価格!高額査定が期待できるPRS・SEのモデル
高価買取が期待できるPRS santanaなどのシグネチャーモデルをご紹介
PRS santanaやSiverskyなどは通常ラインとは異なるオリジナルな仕様のため、市場でも高値で取引されています。ここでは高値で取引されているシグネチャーモデルをご紹介しましょう。
PRS santanaやSilverskyなどの仕様が特殊なギターは高価買取が期待できる
シグネチャーモデルとは、特定の人の名を冠したモデルを指します。PRSのシグネチャーモデルには、ギタリストの意思や希望をスペックに反映させたものがあり、通常の生産ラインとは異なる仕様のギターも存在します。
代表的なものを挙げると、PRS santanaやSilverskyなどが該当します。一般のモデルとは素材や設計、デザインなどが異なるため、希少価値も高く買取価格も高くなることが多いのです。
カルロス・サンタナモデル:PRS santanaほか
現在でも第一線で活躍しているカルロス・サンタナは、世界的に有名なギタリストです。PRSとカルロス・サンタナは古くから深いパートナーシップがあり、SEシリーズが誕生したのも彼が創業者であるポール・リード・スミス氏に提案したことが始まりでした。
そんなカルロス・サンタナのシグネチャーモデルがPRSからは複数リリースされています。PRS sanntana iからMDまで存在するほか、PRS sanntana RetroやPRS 25th Anniversary SANTANAといったモデルも。いかにカルロス・サンタナとPRSとの結び付きが強いかを実感させられるラインナップです。
PRS エレキギター SE SANTANA
PRS sanntana i
1995年から1998年まで生産されていたモデルです。指板にはインディアンローズウッドを使用し、イーグル・ヘッドインレイを冠していました。santanaピックアップを2基、ミニトグルスイッチを搭載していたのも特徴です。
PRS santana ii
1999年から2007年まで生産されていました。初期モデルはミニトグルスイッチを採用していましたが、santana iiからは3wayトグルスイッチに変更されています。変更後初のモデルということもあり、高値での買取が期待できるでしょう。
PRS santana iii
2000年から2006年まで生産されていたモデル。R10インチの指板を採用し、これまでとは異なるライン無しボディトップになりました。また、santana iiiピックアップを初めて搭載したモデルということで、買取需要が高いと考えられます。
PRS santana MD
Multi-Dimensionalを略してMDとしたモデルで、santana iiiで廃止されていたボディトップのラインが復活されました。santanaモデルらしさの象徴でもあるラインが復活したモデルという理由から、買取需要が高いと考えられます。
PRS Santana Retro
2007年からリリースされているモデル。トップウッドにCarved Figured Mapleを、バックウッドにMahoganyを使用した贅沢なモデルです。長いサステインとクリアなトーンを実現するGEN iiiトレモロを搭載しているのも高値になりやすい理由です。
PRS 25th Anniversary SANTANA
2010年で25周年を迎えたPRSのアニバーサリーモデル。厳選されたメイプル材をボディに使用した10top仕様なのも高値になりやすい理由です。また、ボディトップだけでなくマホガニーのボディバック、ネックや指板にローズウッドを使用した豪奢な作りになっているのも高額取引されている理由といえるでしょう。ボディのパフリング加工やPRSトレモロ搭載など、こだわりの詰まった一台です。
PRS 1996 Custom24 1st 10Top (Santana Tri Color)
こちらのギターは、厳密にはカルロス・サンタナのシグネチャーモデルではありません。しかし、96年当時に彼が使用していたギターのカラーを再現した限定生産モデルのため人気があり、市場でも高値で取引されています。1996年製のためヴィンテージ的な価値もあり、厳選されたメイプル材を使用した10top仕様なのも高額取引される理由です。初期仕様のウィングペグを採用しているのもファンにはうれしいポイント。
Anniversary Santana 10top
ジョン・メイヤーモデル:PRS Silver sky
シンガーソングライターとしてだけでなく、現代の三大ギタリストに選ばれるほどギタリストとしても人気を博すミュージシャン、ジョン・メイヤー。PRS Silver skyは、そんな彼と共同開発されたモデルとなります。フェンダーのストラトキャスターを意識したシェイプが印象的で、通常のPRSのラインにはないビジュアルのため、市場で高い人気を誇っています。
ボディに使用しているのはアルダー材で、メイプルのネックをボルトオンしています。また、一般的なPRSのモデルよりもヘッドストックを長く設計しており、チューニングの安定性を図っているのも特徴といえるでしょう。ジョン・メイヤーのもつストラトキャスターへのこだわりが細部に詰まっているのが高額取引される理由です。
アル・ディメオラモデル:PRS Al Di Meola Prism
アル・ディメオラのシグネチャーモデルで、通常のラインにはないカラフルでインパクト抜群のボディ塗装が特徴です。1色1色を丁寧に塗りこんでおり、まるで芸術品のように仕上がっているのが高額取引される理由です。演奏性を考えて搭載されたトレモロブリッジや、少し細めに設計されたネックなどこだわりも満載。ステージ映えするだけでなく機能性も高いレアなモデルなので、十分高値で売れる可能性があります。
ヴァーノン・リード(Living Colour)モデル:PRS S2 VR Vela Black Vernon Reid Signature Model
Vernon Reidのシグネチャーモデルで、ボディにはマホガニーを、指板にはローズウッドを採用しています。ピックアップにはcustom24と同じHFSを2基搭載、クリアで力強いサウンドを奏でます。フロイドローズ1000シリーズのトレモロを搭載するなど、ほかのモデルにはない特殊な仕様となっており、高いプレイヤビリティは買取価格につながる要因の一つです。
マーク・トレモンティモデル
現在でもロック界をリードするマーク・トレモンティのシグネチャー。GEN iiiトレモロを搭載し、ボディにはメイプル、バックウッドにはマホガニーを採用しています。10topでないにも関わらず美しい木目が特徴で、市場にもほとんど出回らないため価値の高いモデルといえるでしょう。
Private Stockと名前のつくシグネチャーモデルは高価買取が期待できる
PRSにおける最高級グレードに位置するPrivate Stock。1本1本に型番が割り当てられ、完全オリジナルなモデルのため非常に価値の高いモデルです。シグネチャーモデルとなるとさらに数が少なく、中古市場でほとんど目にすることのないモデルも。
最高級の木材を使用し、ボディやネックに特殊なペイントや装飾を施すなど意匠にもこだわりが強いモデルが多いです。完全受注生産で、ギタリストの意思をストレートに反映できている仕様も高価買取できる理由です。
PRS santanaなどの買取査定時の注意点
購入時からかなり時間が経っている、コンディションがあまりよくないといったケースだとマイナス査定になる可能性があります。また、ピックアップなどを改造していると、同じくマイナス査定になりやすいので注意しましょう。
よくある質問
楽器の買取屋さんはPRSのsantanaなどを高額買取
楽器の買取屋さんではPRSのsantanaなどを高額買取いたします。家に眠っているPRSのギターをお持ちでしたらぜひ当店までお問い合わせください。